「外壁が熱い」と感じる夏、遮熱塗料は本当に効果がある?築10年の戸建てで失敗しない外壁メンテナンス
横浜・海沿いの住宅で目立つ青緑色の藻。遮熱効果の正しい考え方と洗浄・防藻・塗装のポイントを二級建築士が解説

夏の日差しを受けた外壁が驚くほど熱くなり、「遮熱塗料に替えれば室内も涼しくなるのでは」と考える方は少なくありません。
結論からいうと、遮熱塗料には日射を反射し、外壁表面の温度上昇を抑える効果が期待できます。ただし、塗るだけで家全体が大幅に涼しくなるとは限りません。住宅の方角、外壁の色、断熱性能、窓の大きさ、屋根から入る熱などによって体感差が生じるためです。
築10年は外壁を点検するタイミング
今回のご相談は、築10年の戸建て住宅で「夏になると外壁が熱い」「外壁に青緑色の藻のような汚れが目立つ」というものでした。
築10年前後になると、塗膜の防水性低下、シーリングのひび割れ、チョーキング、細かなクラックなどが見られることがあります。築年数だけで塗り替えを決めるのではなく、外壁材・塗膜・シーリング・下地の状態を確認することが大切です。
遮熱塗料は本当に効果がある?
遮熱塗料は、太陽光のうち熱に変わりやすい近赤外線を反射し、外壁に熱をため込みにくくする塗料です。環境省も、高反射率塗料を屋根や屋上の表面温度上昇を抑える技術として紹介しています。環境省の高反射率塗料に関する情報
特に日差しを長く受ける南面・西面や、濃色の外壁では効果が期待できます。一方、断熱性能が高い住宅や日陰の多い外壁では、室温への影響が小さい場合もあります。
2階の暑さが強い住宅では、外壁塗装だけでなく、屋根の遮熱、天井断熱、窓の日射対策を組み合わせた方が効果的です。断熱性能の向上は、夏の快適性や冷房効率の改善にもつながります。環境省「住宅脱炭素NAVI」
海沿いで外壁に藻が発生しやすい理由
横浜市金沢区など海に近い地域では、潮風による塩分や汚れが外壁に付着しやすくなります。さらに、日当たりの弱い北面、風通しの悪い場所、植栽に近い外壁などは湿気が残り、藻が発生しやすい環境です。
藻が付着したまま塗装すると、密着不良や早期再発につながります。高圧洗浄と必要に応じた除菌処理を行い、防藻・防カビ性能を備えた塗料を選ぶことが重要です。
遮熱という言葉だけで選ばないこと
塗料を選ぶ際は、色別の日射反射率、外壁材との相性、耐候性、防藻・防カビ性能を比較しましょう。屋根用遮熱塗料については、JIS規格や日本塗料工業会の登録制度も判断材料になります。日本塗料工業会・遮熱塗料登録制度
有限会社エコスタイルでは、1989年の創業以来、横浜の住宅を見てきた経験と二級建築士の視点から、藻の原因、塗膜、シーリング、下地まで確認します。
遮熱塗料が適しているのか、一般塗料と断熱・窓対策を組み合わせるべきかを整理し、これから先も安心して暮らせるメンテナンス方法をご提案します。
築10年の戸建てで外壁の熱さや青緑色の藻が気になり始めた方へ。遮熱塗料の効果と限界、横浜の海沿い住宅で藻が発生する原因、失敗しない塗料選びを二級建築士が解説します。
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「外壁が熱い」「青緑色の藻が広がってきた」「築10年を迎え、塗り替え時期を知りたい」という方は、有限会社エコスタイルへご相談ください。
外壁の状態や日当たり、海沿い特有の環境まで確認し、遮熱塗料が本当に必要かを分かりやすくご説明します。お問い合わせフォームから、気になる症状や築年数をお知らせください。
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